トイプードルがこそっと教えてくれた!犬がドライヤー嫌いの理由
「なぜ、うちのトイプードルは、ここまでドライヤーが嫌いなのかしら?」と疑問に思いながら、シャンプー後のドライヤーがけに悪戦苦闘していませんか?
シャンプー後の”ドライヤーがけ”は、トイプードルが脱衣場の中を逃げ回るわ、しまいには唸るわで、大変な作業ですよね。
シャンプーのほうが、はるかに楽・・・
嫌な事にはなにか理由がある!、というわけで、かかりつけのトイプードルにそっくりな獣医師が教えてくれました。
そこで驚愕の事実が発覚!
人間用ドライヤーを犬に使用するのは、あまりよろしくない!との事。
それを聞いて以来、我が家では、犬にドライヤーを使っていません。
タオルドライのみの乾燥が、思ったよりも簡単だった!おススメします!
普通におこなっていた犬へのドライヤーは、良いことがひとつもありませんでした。
ドライヤーは火傷の危険性がある
トイプードルがあそこまでドライヤーを嫌がる理由は、何だと思いますか?
ドライヤーが発する「ガーーーー」という音?
音も原因のひとつですが、それだけでありません。
犬にとっては、ドライヤーからの熱風がいちばん苦痛です。
人間用のドライヤーから出る熱風の温度は、100度を超えます。
人間の頭の地肌は、温度に鈍感で少々熱くても、大丈夫です。
しかし、犬の皮膚は、女性の顔の皮膚と同じくらいとてもデリケート。
毛むくじゃらだからといって、人間の頭とおなじに扱ってはいけないんですね。
頭皮は腕の肌と比べると温閾値が高く、温度変化に鈍感です。
マンダムより引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000081.000006496.html
試しにドライヤーの熱風を、顔にあててみてください?
めちゃくちゃ熱いですから!
無神経に、ガーーっと熱風をあてると火傷をする危険性もあるんです。
愛犬よ、これまで気付かなくて、ゴメンね。
ドライヤーは皮膚を乾燥させてしまう
保湿剤入りのシャンプーを使って保湿をしても、ドライヤーの熱風が皮膚の水分を奪ってしまいます。
つまり、しっとり肌にしてあげようとしても・・・台無し。
ドライヤーを使うと、水分を奪う=乾燥肌になってしまい、皮膚の弱い犬だと皮膚炎になる可能性が高いです。
事実、ドライヤーをやめたら皮膚炎が治った!という犬もいるんですからね。
タオルドライは火傷や乾燥肌の心配がありません
デメリットは、乾燥に時間がかかることくらいでしょうか?
タオルドライの方法
準備するもの
- 吸水性の良いタオルを3枚 (おすすめは、洗車のふき取りタオル)
- 犬用のバスローブ
- 保湿スプレー
- 吸水性の良いタオルをパンパンと被毛にあてて、水分を取ってください
- 十分に水分を取ったら、犬用バスローブを着せます
- バスローブを着たままで自由行動させます
- 30分もすれば、ほぼ乾いていますから、保湿スプレーをしてあげてください。
- 最後にブラッシングをして終了
注)冬であれば部屋に暖房、夏であれば冷房で温度コントロールはしてあげてください。
タオルドライのみの実践で、トイプードルの”ドライヤーはイヤ顔”を見ずにすみますね
愛犬のお肌にも良いタオルドライ乾燥!
ぜひ、試してみてください。
コットン100%タオルをバスローブ代わりにいかがですか?