【入門用】トイプードル犬を飼うなら知っておくべきこと

私は2008年からトイプードル犬と暮らし始めましたが、ハウツー本はあまり役に立たず、試行錯誤の連続でした。 獣医師やドッグトレーナー、犬友さんから色々聞いたり、自分で調べて試したりと、ずいぶんと無駄なこともしてきました。 何より我が家の愛犬に余計な負担を掛けてしまいました。 皆さんと愛犬にはそのような思いはして欲しくありません。 これからトイプードル犬と暮らし始める方や初心者の方に、飼い方の本に載っていない本物のノウハウをお教えします。

落ち着いたトイプードル犬に育てたい?ではクレートが必須だな

クレート(子犬のときはサークルも)をトイプードル犬の居場所とすると、おどろくほど落ち着いた子に育ちますよ。おまけに躾(しつけ)をしやすくなるメリットもあります。

f:id:wankopro:20180330165350j:plain

私が子供の頃、親から叱られた時や友達とケンカしてイヤな気分の時は、自分の部屋にこもっていました。

家族とおなじ空間にいると、どうも落ち着かない。

今は自分の子供が同じ行動をしていて、それを見てると昔を思い出して、すごく懐かしい気がします(笑)

 

あなたも部屋で独りになりたい時がありますよね?

実はトイプードル犬も同じです。

家の中にずーーと放し飼いのままだと、自分専用の居場所がなくて、情緒不安定な子になってしまいます。

 

いいことだらけ!クレート+サークルをトイプードル専用の居場所とする

 

メリット

  • 家の中にトイプードルの落ち着ける場所が出来る
  • クレートをベッド代わりとすることで様々なメリットがある
  • 子犬の時は、サークルの中にクレート+トイレを設置することで、子犬の安全と

    トイレトレーニングも出来る

  • 家の中にトイプードルの落ち着ける場所が出来る

家人が居て一緒に遊んだりする時は放し飼いでOKだけど、お留守番や昼寝のときはクレートに入れるようにしてください。

 

犬は群れの中で生活し、なわばりを守ろうとする本能があります。

もしトイプードル専用の居場所がなかったら、家全体が自分のなわばりと勘違いをしてしまいます。

小さな体で家全体のパトロールは疲れてしまいますし、トイプードルが落ち着けません。

 

そして何より、自分がなわばり=家を守っている=自分がボスだ!と思ってしまって、

あなたのいう事を聞かなくなります。

 

だから、クレート+サークルがトイプードル専用の居場所として、「お前のなわばりはそこだよ」と教えてあげてください。

また、専用の居場所と作ってあげることは、落ち着ける空間が出来ますから、情緒も安定し、落ち着いたトイプードルに育ちます。

 

人間も何かを覚えるときは、まず深呼吸をスーハーして、気持ちを落ち着けますよね。

そう!気持ちが落ち着くことってことは、物覚えが良くなるのと同じです。

 

もともと頭の良いトイプードルが落ち着きも備えたら、スーパープードルになりますよ(笑)

 

 

  • クレートをベッド代わりとすることで様々なメリットがある

普段は犬用のベッドで寝かして、外出時だけクレートに入れる方が大半だと思います。

しかし、入り慣れていないクレート空間は、犬にとって苦痛でしかありません。

 

犬は本来、クレートのような狭いところ、つまり洞穴のようなところが大好きです。

そこで、クレートの中に柔らかい毛布をいれてあげて、ベッド代わりにしてしまいましょう。

そうすれば、だんだん犬は喜んで、クレートに入るようになります。

 

クレートは、外出時に使う愛犬の移動部屋

  • 動物病院へ連れていくときに使用し、診察までは中で待機
  • 車での移動時にクレート+シートベルトを使用し、犬の安全を守れる
  • クレートを使えば犬も電車に乗れます。
  • クレートのタイプによっては、飛行機の移動にも対応可能
  • 旅行先でも、落ち着けるベッド代わりとなる
  • 災害発生時は、クレートに入れて一緒に批難できる

 

逆にクレートに入りたがらない子は、上記の状況で制限が出てきてしまいます。

是非とも、普段からクレートをベッド代わりとして、慣らしてあげてください。

 

  • 子犬の時は、サークルの中にクレート+トイレを設置することで、子犬の安全とトイレトレーニングも出来る

 

家人が留守や用事をしているときは、子犬に目が行き届かず、大変危険です。

子犬は落ちているものを何でも口にしますし、電気コードを噛むことすらあるんです。

だから、自由がきかない空間のサークルに入れておくのが、いちばん安全に子犬を守ることになります。

 

トイレも入れてあげれば、トイレトレーニングも容易です。

放し飼いの場合は、行動範囲が広すぎてトイレの場所を覚えるのに苦労します。

犬は自分の行動範囲の中で、寝床から一番遠い場所にトイレをしますから、空間を区切ることは大事です。

 

トイレを覚えてしまえば、放し飼いにしていても、所定の場所まで戻ってきてトイレが出来るようになります。

 

 

どんなクレートがおすすめ?

ずっと使うものですから、頑丈で機能性が良いものを選ぶことをおすすめします。

 私が今、購入するとすれば、バリケンネル一択ですね。

f:id:wankopro:20180329205311j:plain

 

数多くの愛犬家、ブリーダー達が愛用しているキャリー、バリケンネル

 

あまり安いものはすぐに壊れてしまって、買い替えとなってしまいます。

 

犬って環境の変化に、すごーーーーーーく弱いって知っていました?

 クレートが変わると中に入らない可能性もあるんです。

そうすると喜んで入るようにするには、慣らす時間が必要になります・・・。

 

サークルはどんなのかいいの?

サークルはいずれ使わなくなる可能性もあるので、百均の材料でDIYしても良いと思いますよ。

 

犬+サークル+自作 で検索してみてください。

 

いや、サークルはずっと使うよ!という方は、しっかりしたモノを購入してください。

f:id:wankopro:20180329205320j:plain

おすすめは、広々していてトイレルーム付きのサークル。

家具ともマッチして、GOODです。

 

トイレルーム付おやすみケージ

 

サークルは家のどこに置くのが理想?

愛犬といつも触れ合える場所、そう家人が一番集まる場所が良いです。

我が家はリビングに置いていました。

 

サークル内のどこにクレート置けばいいの?

サークルの形や大きさにもよりますが、クレートはトイレと出来るだけ離して置いてください。

子犬は自然と離れた場所=トイレトレーにトイレをするようになります。

 

クレートはサークルのどこに置けばいいの?

サークルの形や大きさ、入り口の場所で変わってきますが、基本はクレートとトイレは離して置いてください。

犬は寝床(クレート)から最も離れた場所にトイレをします。

 

下図を参考にして配置を考えてあげてください。

 

f:id:wankopro:20180329183931j:plain

 

クレートを愛犬の居場所として、落ち着いたトイプードルを育てる方法はいかがでしたか?

こうした道具をうまく使えば、愛犬を落ち着いた良い子に育てることが可能です。

あなたの健闘を祈ります。